徘徊を防ぐカギ

カギは防犯だけが目的ではありません。
もちろん、防犯という側面が大きいのですが、その他の利点を活かしてカギを活用する例もあります。

例えば、お年寄りの深夜徘徊防止です。
認知症を患った人などは夜間に外に出てしまうことがあります。近隣の住民に迷惑をかけたり、行方不明などの心配もありますので外には出さないようにしたいです。
そのためにカギを活用するのです。

内側から勝手にカギを開けられないような仕組みにすることで徘徊を予防することができます。

例えば、電子錠などは便利です。
設定すれば内側から開けられなくすることができます。ロックの設定を解除しないと内側から開けることができなくなるのです。

また、ドアの内側からでもカギを使わないと開けられないタイプにするのもいいかもしれません。
カギをしっかり管理しておけば勝手に外にでられる事がなくなります。徘徊防止にも役立ちますし、サムターン回しを防ぐという意味でも効果的です。

暗証番号をプッシュして開けるタイプのものもあります。これは電気錠と違って電気式じゃないので工事など不要で手軽に取り付けることができます。
緊急時には暗証番号じゃなくても解錠することが可能というものです。

また、お年寄りのいる家庭ではお年寄りでも簡単に使えるカギを、と希望することも多いです。
古い鍵はバリアフリーへの配慮がなく、使いづらかったりします。
電子錠などは使いやすくてだれでも簡単に使えるようなものが増えています。